ダイニングテーブルの脚のカット依頼
最近ご依頼いただいたお仕事のご紹介です。
今回のご依頼はダイニングテーブルの脚をカットしてほしいというもの。
お電話をいただいておうちをご訪問すると、案内されたリビングにあったのはとても立派なダイニングテーブル。
(写真を撮り忘れまして・・・テーブルの全体像がご紹介できません💦)
正直に言うと手を入れるのがはばかられるようなきれいな状態です。
お話しを聞くと2年ほど前に購入したもので、その時から少しテーブルの高さが合わないなあと思っていたけれど、新品だしとりあえずそのまま使ってみることにしたようでした。
ご依頼者様はミシンを使っての作業をよくするお方だったのですが、ミシンを机に載せるのもひと苦労でいざ作業をしようにも高さが合わず使いづらい思いをしており、最近では別のテーブルで作業をしているとのことでした。
実際にご依頼のダイニングテーブルの高さを測ってみるとおよそ750㎜。
通常ダイニングテーブルの高さは700㎜程度ですので、どちらかというと大柄な方にとってちょうどよい高さのものでした。
今回のご依頼者様は女性の方で背丈も普通の方だったので、高さが合わないというのも頷けます。
ご相談した結果、テーブルの脚を50㎜カットし、通常のダイニングテーブルの高さくらいのものにするということでご納得いただきました。
さて、前述のとおりとても立派なダイニングテーブル・・・手を入れるのもはばかられるきれいな状態・・・。
そしてその立派なテーブルの脚のサイズは約10センチ角・・・10センチ!?
UNINOHIは製材所じゃありませんので、もちろん大型の機械などはありません。
10センチというとホームセンターに売っているベーシックな丸ノコでは対応できない厚みなのですよ・・・。
もちろんそういった大型の機械を持っているところに持ち込んで切ってもらうこともできますが、お客様のことを考えるとできれば安く仕上げてあげたいところもあり、なんとか自分でできないかと検討した結果が これ→
ジグソーに10センチ以上の長い刃を付けて切るしかないという結論に至りました!
きれいな状態の家具の脚をカットするだけでもなかなか思い切りが必要なのですが、その厚みがまさか10センチもあるとは。
ジグソーはどちらかというとまっすぐに切ることは苦手な電動工具。
もちろん理論的にはカットできます・・・できるのですが、流石に切るときは冷や汗が出ましたね。
なんとかうまく切ることができたのでもう安心、あとは切断面をサンドペーパーで研磨し、ダイニングテーブルの元の色を見ながらの着色、仕上げのニスを塗って、最後に床の傷つき防止のためのフェルトを貼って完成です。
おうちまでお届けにあがって、ちょうどいい高さになったと喜んでいただけたのでなによりでした😊
ダイニングテーブルというのは毎日使うものだからこそ、高さが微妙に合わないと知らず知らずのうちに身体に負荷がかかってしまいます。
普段悩んでいる肩こりなんかも、案外いつも使っている机や椅子の高さが関係しているかもしれませんよ。
机や椅子の脚のカット依頼がありましたら是非UMINOHIへ。
10センチ角までならカットできますよ(笑)