大阪府交野市内での気密測定(完了検査)

大阪府交野市内 気密測定(2023年12月5日)

あまりよろしくなかった中間検査について詳しく知りたい方は下記ボタンから。

前回、中間検査の際のC値が2.4だったお宅の完了検査の日がやってきました。

完了検査はその建物の最終的な気密性能値を証明するための検査。
ここから漏気箇所を特定して対処し、気密性能を高めるためのものではありません。
すでに建物が完成しているので、そこから対処できることはそう多くはありません。

つまり完了検査とは、建物を施工した業者が中間検査の結果を受け、指摘された箇所にきちんと対処し、しっかりと気密がとれる工事を完了できたのかを確認するための検査です。

今回のお客様のご希望はC値1.0以下。

それに対して前回の中間検査の結果はC値2.4。

C値1.0以下はかなり厳しいですが、極力近づけるための指摘は中間検査でしました。
あとはどれだけきちんと指摘箇所に対処してもらえたかに懸かっています。

つまり・・・施工業者のやる気次第です。。。

不安なのは前回の事前準備がかなり雑だった点です。
ただ本社案件ということだったので、適当にはできないだろうという面もあります。

不安が7割、期待が3割という気持ちで現地へと向かいました。

検査当日

今回はまだ工事中なんてことはありませんでした。
(当然ですが・・・。)

前回みたいにたくさんの人がいるということもなく、落ち着いて作業ができそうです。

普段は玄関に設置するのですが、前回が掃き出し窓に設置したため、条件を同じにするために今回も気密測定器を掃き出し窓に設置して測定を行います。

気密測定器設置

気密測定器を稼働させ、建物に圧力をかけていきます。

ブウォーーーーーーン!!!

まず圧力差が10Paのときの風量を測定しますが、その時点で前回と明らかに違いました!

前回が約420㎥/h。

それに対して今回は約200㎥/h。
(一応説明しますと、数字が少ない方が気密性能が良いです。)

なんと半分以下になっているではないですか!!!
不安が7割とか考えてすみませんでした💦

前回から大幅に改善していることが判明し、一安心で測定を進めていきました。

結果、C値は1.1となりました。

お客様の期待した数字にはあと一歩及びませんでしたが、中間検査の結果を考えると今回の工事担当の方はかなり頑張られたのではないかと思います。

お客様にもそのようにお話をさせていただきまして、今回は目標値にこそ及ばなかったもののそのしっかりとした対応にお客様もご満足されているようでした。

一点だけ気になった部分として、床点検口が気密タイプのものではないということで空気が漏れていたので、点検口枠廻りに気密用のスポンジ材を使ってはどうかという提案をさせていただき、検査は終了となりました。